経済産業省は現在、紙(埼玉県では緑色のカバーに入っていますが)で交付している電気工事士の免状を2022年度中にプラスチックカードへの移行を目指すいうことです。現在、都道府県と協議を進めており、対応機器の導入など、準備が整い次第、カードによる交付に切り替えるとのことです。

新規取得者がプラスチックカードになり、既に取得している者が紙のものをそのまま使用するのであれば、プラスチックカードに移行するのに2022年度までかかるのは少し遅いような気もします。また、プラスチックカードではなく、アプリ対応にしていただければ、現場に何枚も免状のカードをもっていかなくても良いのです。同じ検定機関で技能講習や特別教育を受けると、免状カードを1枚のカードにまとめてくれますが、違う検定機関で受けるとの免状カードが別になり、たくさん資格を保有していると、免状カードをすべて現場にもっていかなくてはならないため、嵩張ったり、作業しているときも邪魔になります。また、カードを失くしたら試験や受講した検定機関のみで再発行しなければいけないので検定機関がなくなっていたりしたら大変です。今の時代、クレジットカードもアプリでまとめられるため、免状もアプリでまとめられるようになってほしいものです。